家計貯蓄率が過去最低に 2008年1月9日

我が家もここのところ、キチンと貯蓄して将来に備えるようにしなくては…とは思いながらも、基本的には苦しい感じの台所事情が続いているのが現状。日本の景気はどん底を脱してきたといっても、世間的にはどうも景気のいい感じがしないのは気のせいでしょうか?

以前のような終身雇用が当たり前で、頑張れば皆が豊かになれるという時代は終わり、競争社会で生き残ったもの、お金のあるものが勝ち残るような感じのシステムに変わっていきました。それは日本の経済の舵取りを市場主義経済に任せっぱなしにしたことに由来するのかもしれません。

また、日本は他の国の経験していないような急速な少子高齢化社会になりつつあります。人材の確保のみならず、社会保障もいったいどうしていくのかという問題も抱えています。そうしたことへの対処として真っ先に行ってきたのが、今までの貯蓄を切り崩してやりくりしていく方法なのが今回の報道で見られるのではと思います。

毎日新聞によると、日本の家計貯蓄率は急速に下落しているようです。内閣府の発表した06年度の国民経済計算によると、家計貯蓄率は3.2%だそうです。これは、96年度に現在の基準に改めて以来最低の値だといいます。今の基準でのピークが97年度の11.4%だそうで、それから10年足らずで3分の1以下の担ってしまいました。

そもそもこの家計貯蓄率というのは、家計収入から税金を差し引いた所得のうち、貯蓄に回した割合のことだそうです。かつて日本人は貯蓄好きなどといわれていましたが、それはもう昔の話のようです。記事では、高齢化それから賃金の伸び悩みが今回の低下につながったと分析しています。

いろいろと考えるところはあるのだと思いますが、働いてもそれに報いるだけの報酬がないというのはなかなかに大変ですよね。富める人はより富むようになり、ワーキングプアのような人は明日の生活もままならない。今の経済のシステムではそれが在る意味当たり前でもあるわけです。

どちらにしても、根本的に何かを変えていかないと、とてもじゃないけれども多くの人が今の生活に疲れてしまい、きちんとした生活を送るということに対して、誰もがままならないような感じがしてしまいます。
せめて、雇用であったり所得でもそうですが、ある程度の保障される社会をきづいていくようにしないと、この国の行く末はかなり厳しいものとなりそうな気がします。


また、最近新たしくHPを作成し始めています。まだ全然作りかけですが、拡充していって、ここで紹介できなことや
何かまとまったものなどを紹介できないことなどを乗せようかと現在模索中です。

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