リニア25年開業へ 2007年12月26日

夢の超特急といえば新幹線。私が小さなころよくこんなキャッチフレーズのコトバが乗り物の本には登場していました。私自身は新幹線も凄いなあと思っていましたが、それよりも当時から実験中であったリニアモーターカーなる乗り物に興味をもっていました。

何せ宙に浮いて走行する…。当時子供だった私には、それはきっと銀河鉄道999のようなことにいつかなるものではないのか?なんて思っていたくらいですから。(笑)それでも最高時速は500キロをこえるというのだから、当時としては想像もできない乗り物でした。

そんなリニアモーターカーは時をこえて、やっと実現するというからちょっとわくわくしてしまいます。技術的にはもうだいぶ前には確立していたことを思うともう少し早くできても良かったのではという思いもありますが、まあ予算の関係上なかなかそういうわけにも行かなかったのかなと言う気もします。

毎日新聞の朝刊によると、JR東海は25日、東京〜名古屋間(約290キロ)で2025年の開業を目指すリニア中央新幹線の建設費・車両費総額が5兆円になることを試算した上で、全額自己負担によって事業化する方針を発表したそうです。5兆円とはまたどんでもない金額ですが、アクアラインが3兆円とおもうと、その価値はリニアのほうがやっぱり断然あるかなと思ってしまいます。

公的資金を使わないことで、建設については早期開業につながると判断した点が大きいようです。輸送能力が現在ほぼ限界に達している東海道新幹線のバイパス機能を担うということと、最速で40分で結ぶことで航空機との競争力を強化という側面もあるそうです。

JR東海としてはかなりの負債を抱える覚悟ですが、開業から8年をメドに現在抱えている負債額程度ですむという試算も出しているそうです。まあどちらにせよ、早期に着工してしまい、民間主導でやったほうがいいようにも私個人も思います。

国の考えでは、整備新幹線計画では最後に位置付けれらているリニア中央新幹線。幹線鉄道をつくるには、
全国新幹線鉄道整備法という法律によって新幹線の建設手順は決められているのだとか。またくにによってこれらの事業は牛耳られているのが現状なため、何かと国との調整も必要なことがおおくあり、今回のことで実現可能だとしても、果たしてできるかどうか…。

どうも、官がからんでくることになるとなかなかうまくはいかないのがこの日本。私としては、法律として守る筋も大事な気もしますが、きちっとした手順をふんで、沿線住民等も納得した上で建設するのならそれはそれで問題ないかなという気もするのですが。家族皆でリニアモーターカーに乗る日は何時やっていくるのでしょうかね。

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