火災相次ぐ 2007年12月11日

ここのところ消防署からのサイレンがしばしば聞かれます。我が家はわりと消防署から近く、また場所によってはすぐ裏の道を通ることがあるので、出動するとわりとわかることが多いです。それで最近思うのがサイレンのなる回数がここのところ多くなっているということ。

まあ冬場になるとどうしても寒く、空気が乾燥しがち。そうすると暖房など火の元がおおくなることや、静電気なども発生しやすい季節になってしまいます。それから、人の心理として億劫がってきちんと目が届かなくなることも在るのかななんて思います。

どちらにしても、火災に気をつけなくてはならないように思います。ただ、最近の火災の原因を話なんかで聞くと、空家などが多いそうです。となるとやっぱり気になってしまうのが不審火。なぜそんなことをしてしまうのかはよく分かりませんが、まあ実際に起きてしまっているのだから仕方ないです。

私は火災に対しての恐怖と言うものを身近で体験したので、火の始末には人一倍気を使います。子供のころにすんでいた家の隣が、火事になったことがあります。私の寝ていた部屋というのは、隣の家の壁に近い部屋でした。都会に近いこの地域では、家と家の間隔も密集しているということもあって、下手をすれば延焼と言う可能性も在りました。

両親に叩き起こされて目の前のガラス戸越しに隣をみるとそこには、気が狂ったかのようにオレンジ色の炎が一面にありました。私一人ならそれにおののき立ち尽くしていたかも知れません。結局お隣の家は全焼してしまいました。我が家はというと消防車の到着が早く、私の家にも水をかけてくれたお陰で燃えずにすんだ感じです。

確か火災のあったその夜は風も割と吹いていたので、もしかすると消防車の到着が遅かったりしたら、私の家のみならず、他にも延焼していたかもしれないと思うとやはり怖くなりました。結局そのときの原因も不審火だったそうです。どういう気持ちでそんなことをするのかは分かりませんが、やはり許せないとそのとき思いました。

幸いそのとき隣の方たちは全員無事だったけれども、それから家を建て直すまでは大変だったろうし、実際に大きなお金がかかってしまったことを思うとそれも気の毒でなりません。我が家も一歩間違えばそうなってしまったこと。それから、小さな火から家をも燃やし尽くしてしまうことを知った私はそのことをを記にするようになりました。

サイレンを聞くたび、また新聞を読んで火災の記事を読むたびにそういう記憶が呼び起こされます。火災は恐ろしい…。これはもっと家庭で子供たちにも教育するべきことかなあと思います。これから本格的な冬になると同時に、乾燥してくる季節。どうか皆さんも十分に気をつけてくださいね。

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