基本はハイビーム? 2007年11月10日

皆さんは、夜間の走行のときにヘッドライトはどんな感じですか?私は基本的にはロービーム。というのも、自分はそんなに目のいいほうではないので、夜の運転では余りスピードは出さないし、それにハイビームだと帰って見づらいときも多々あるので、個人的にはハイビームはよっぽど周りに何も無い場所でしか使いません。

この毎日新聞の記事を見て、全然知らなかったのですが、茨城県警が先頭をきって始めたなんて。なんだか複雑な気持ちです。茨城県警が昨年の5月に始めた、夜間に車のヘッドライトを原則上向き(ハイビーム)にする指導が全国に広がり始めているといいます。

毎日新聞が47都道府県警に聞き取り調査をおこなったそうなのですが、それによると、13県警で本部が中心となって組んでいるとのこと。また2県警も将来的に指導するとの回答を。それとは別に対向車の多い都市部では逆に危険と言うこともあって対応はまちまち。

上記で本部レベルでの指導は、青森、岩手、秋田、山形、福島、茨城、新潟、富山、福井、山口、愛媛、熊本、宮崎。またその他の県でも原則ハイビームと認識しているところもわりと多いことが分かりました。当たり前ですが、ハイビームは遠くまで光が届き、その距離はやく100m。ちなみにロービームは40mあたり。これは青森県警の実証実験で明らかになったもの。ロービームだと黒っぽい服のひとを認識できたのは約26メートル手前。時速60キロだと急ブレーキでも間に合わないことも分かったそうです。

茨城県警は06年4がつに夜間事故の傾向を分析、ハイビームの事故防止効果に着目したそうです。県警本部が中心となって上向き基本と呼びかけているというが、残念ながら私は知りませんでした。県警としてはまだ比較できるデータは出てないようですが、夜間の対人事故が減った手ごたえはあるとのこと。

ただ、思うのは、走行していて対向車がハイビームだと、一瞬目の前が真っ白になってしまうことで返って危険を感じることもあります。教習を受けているときは、たしか対向車が走ってきてすれ違ったり前に車がいるときは、ライト消すか、弱くしなくてはなら無いということだったことからすれば、ちょっと考えてしまいます。

そもそも、すれ違いざまに光を弱くしてもらったことなんて無いですし、私自身も基本ロービームで走っているから、さして気にしたことは無いですから…。田舎のほうであまり車が走っていないところならいざ知らず、都会でははっきり言ってあまり意味が無いかなって思います。

歩行者発見と言う観点からはハイビームは有効かも知れませんが、きちんと場合をわきまえて運転するという保証があって意味をなすもののような気もします。もしきちんと取り組むのであれば、そのあたりも含めて県警側も対応して欲しいように思うのですが。

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