羽生善治王座16連覇。 2007年10月4日

将棋。私にとってはあまり馴染み深いものではないのですが、小学校のころ一時期将棋クラブに入っていたのでそのときはよく友人たちと将棋を指していたのを覚えていますが、まあ弱かったです。(笑)相手の手といい自分のさしてといい先を読んでいくというのはなかなか大変。

まず戦術をある程度知るのもままならないくらいですからまあそんなもんです。羽生さんの存在を知ったのはTVを見て。当時私もまだ中学生くらいだったと思いますが、若くしてこんなにも強い人がいるものなんだとビックリしたのを覚えています。それからしばらくしてタイトル7冠を取ったときにはこの人って言うのはホントに人間なのかって思ったくらいです。

将棋の世界と言うのは私にはあまり想像できませんが、タイトルを維持するということは素人目にみてもそれは並大抵のことではないのではと思います。実際に将棋を指す人は趣味程度から含めるとかなりの人数がいるでしょうが、プロ棋士でしかもタイトルを取るような人となるとほんのごくわずかですから、プロ野球選手になるよりもはるかに大変なのかもしれません。

そんなプロというかある種の天才たちが鎬を削る中でタイトルを維持しつづけるというのは凄いことだと思います。毎日新聞によると、第55期王座戦5番勝負の第3局が山形県天童市で行われて、110手で羽生義治王座が挑戦者久保利明8段を降して3連勝で防衛。これにより、羽生さんは、王座戦16連勝で自身の持つタイトル戦のさいた連勝記録を更新。(ちなみに2位は大山泰晴十五世名人の名人戦13連覇)

現在羽生さんはこの王座以外にも王将と言うタイトルも保持で2冠だそうです。それにしても、凄いですよね。はじめに王座のタイトルを取ったのが1992年。それからずっと守りつづけているのですから。その精神構造というか集中力はどうなっているのですかね?

以前、TVのインタビューか何かに答えているのを聞いて凄いなあと思ったのが、年ともに記憶力や反射神経はやっぱり衰えてくるそうなのです。そうなると多くのタイトルを維持するというのは困難なのだとか。それはそうですよね。7冠もっていたときはほとんどたタイトル戦となってしまってなんだか分けわかんなくなりそうですもの。

その中ベテラン棋士の姿をみて直感は経験でつむものだというのを感じたそうです。経験をつむ為に今までの気風にとらわれれずに、新たな試みをしつづける。そういう姿勢を貫くことでこれからもまた成長していくのだとか。なるほどタイトルを連覇しつづけるのはただ単に天才的に強いというわけではなく、その裏には多くの努力と経験が物を言う部分がおおきいのだなあなんて感じました。

とにもかくにも、現在でも最強の棋士といっても過言ではない羽生さん。今後のどんな活躍をするのか楽しみですし、それと同時にこの連勝記録をとめるであろう次世代の棋士が何時出てくるのか楽しみでもあります。

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