労働力問題の解決策はロボット 2007年9月29日

高齢化の進む日本にとって深刻な問題となっているのは労働人口。そう基本的な労働力が減ってしまうことで今後どうなるのかの予測はいまいち難しいものとなっています。今後どのような解決策があるのは、模索中だと思いますが、一つのかぎとなるのがyahooニュースのっていた記事にもあるようにロボットがその一躍を担うのではと思います。

最近では都内の高層ビルの廊下を車輪のついた洗濯機のようなものが稼動しているのだとか。じつはこれが清掃用のロボット。これは富士重工業が開発したもので。すでに国内のビル・マンションなど13棟で使用されているそうです。オフィスなどが無人になる夜間に、エレベーターを使い移動し清掃するそうです。

驚くことに、世界中で稼動している産業用ロボットの実に4割が日本。そう日本はロボット大国なのです。しかし、オフィスや家庭用となるとまだまだそうはいきません。日本は世界で例を見ない勢いで高齢化が進んでいます。2055年には65歳以上が4割をしまえると予測さえています。

研修者はそれまでに何とか高齢者の生活を支援するようなロボットを開発できないかと考えているようです。少子高齢化によって生活をロボットに助けてもらう状況にならざるを得ないと語るのは東大情報理工学研究科の下山教授。下山教授をはじめとした東大の研究グループは、トヨタ自動車富士通研究所三菱重工業など7社と共同で、15年後の新世代ロボットにつながる技術を開発しているそうです。

いずれは家事手伝うようなロボットが登場するかもしれないというそうです。実際ロボットは人方である必要性というのはないのでしょうが、人型であるほうが便利な部分もあるとそうです。それは家自体が人の住む場所として設計されている為。

家庭に入ってくるにはまだまだ先の話になりそうですが、その大きな問題がロボットの知能。アイボやパロを見たときにはちょっと驚きましたが、それだって人のお手伝いをするにはまだまだですものね。こういった人工知能の工場とともに、人のニーズを察知する能力というものを有することが今後の課題になりそう。

こういったところに取り組んでいるのが富士通フロンテック・富士通研究所。そこで開発されたennon(エノン)は10キロまでのものを乗せるスペースだけでなく、上半身が人型で胸部にはタッチスクリーンを搭載。案内・誘導のモードにすると来訪者を見つけては近づいて挨拶をするそうです。また来訪者がスクリーンい表示された目的地をタッチすると案内するのだとか。

現在このエノンはさいたま市のショッピングセンターなど5箇所で利用されているという。こういった各種の研究の成果としていずれは介護支援をするロボットが誕生するかも知れませんね。もしかしたら私もいずれはお世話になるのかも?

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