世界柔道:やっぱり強いYAWARAちゃん 2007年9月17日 

連日フジテレビで世界柔道を放送していてそれをちょくちょく見ていたのですが、今日だけは目が離せないとばかりに、早めに家事等をすませてTVの前で見入っていました。この試合は見た人もかなり多かったのではと思います。やっぱりYAWARAちゃんは強い。と率直に思った試合でした。

今大会で世界柔道7度目の優勝。書くのは簡単なないようですが、それはとても表現できないほどの重みがあると思います。まさに日本柔道界にとってこれほどの選手はもう今後出てこないのではと思うくらいの強さです。それは肉体的にもそうですし精神力も。試合を見てつくづく思うのはやっぱり柔道は【武道】。その精神的な集中力や体の鍛え方はやっぱり違うなあと感じてしまいました。

今回谷選手は、3回戦、4回戦と延長戦が続き特に、3回戦の試合は長年のライバルでもあるフランスのジョシネ。緊迫した空気の中観戦している手にも力が入ってしまいました。それにしても驚かされるのが、その体力。とてもじゃないけれども、出産をして2年間もブランクがあったなんてとても思えないです。

ニュースによると、一時間のうちになんと16分も戦っていたにもかかわらず、息が上がらないどころか、「もっといけた」というのだから舌を巻いてしまいます。今回追い込みに要した月日はたったの半年。今まで培ってきた肉体そのものの厚みがそこにはあるような気がします。

世界中からこれほど研究されてマークされている選手もいないだろうに、それでも勝ってゆけるのは対応能力たたかいこともありますが、その集中力の高さもやっぱりずば抜けている気がします。残りの時間がなくなってきても決して焦らない。淡々とした試合運びに見えながら、その懐の深さをかんじてしまいます。

昔に比べればスピードも衰えた感じがしなくはないですが、多くの選手が組み手を嫌がるのを見ていると、何処からでも攻めてられるという経験と対応能力があるきがします。決勝戦もそうですが、組んでからの動きは、圧倒的に谷選手がリードしてしまう感じ。その強さこそが、7度目の優勝を引き寄せたものだと思います。

この日はそれ以外の試合で塚田選手それから棟田選手の決勝戦の模様も放送されていていずれも金。低調なムードで始まってしまった感がありましたが。最後は北京へつながらう兆しを見せながら追われたのかなあと思います。時間はそう長くはないですが、オリンピックの舞台でまた最高な試合を見たいなあと思っているのはなにも私一人ではないと思います。

日本柔道。どの競技よりもおおくのプレッシャーを感じながら日本の代表日として戦うのですから、その重圧たるや並大抵ではないと思います。そんな中にいて、結果を確り出す谷選手の精神的な強さと言うのには、凄さよりも畏怖さえ感じてしまいます。オリンピックではどうなるか分かりませんが、ママでも金。なんだか現実味を帯びてきたのは確かだと思います。
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