安陪首相最大の山場 

2007年9月9日前回の小泉さんのあとをついで首相になったのは私としてはやっぱり時期尚早だったかなあという感じが常に付きまとってしまいます。とはいえ、なれるときにならないと回ってこないのが首相の椅子なのかもしれませんが…。

国民が何をどう考えていくのかということをうまく利用した小泉さんそれから、今ある政策が見えやすかった事も影響して形はどうあれ、やるといったことはやるで実際に成果を出したことは評価に値すると思います。その機動力と実行力からするとやや見劣りしてしまうし、周りにつくブレーンがちょっとだらしなすぎる気がします。

それをすべて安陪さんのせいというわけではないにしても、まあ脇が甘かったことは否めないかなあと思います。それでももうすぐ発足から1年。ちょうど娘が生まれた日に組閣があったのを覚えていますから、臨時国会のゆくえがどうなるかは分かりませんが、これにて終わってしまうかも知れません。

今回の最大の問題点がテロ特措法の延長問題。小沢さん率いる民主党はこれに対して反発。アメリカからの圧力もふまえて与党としてはなんとしてもこれを通していきたい構え。大きな問題を幾つも抱えている中、対外的な問題と言うのは、別の意味で重くのしかかってきます。

その責任の大きさからゆえ、「野党の理解を得るため職を賭していく。職責にしがみつくということはございません」という異例の発言になったのだと思います。形としては、テロ特措法の改正ということではなく、与党は民主党の主張も加味した新法案を提出するようです。

首相は、小沢代表とも党首会談をおこない民主党の理解をとかんがえているが、今回のテロ特措法や政治とかねがらみの問題を抱える与党にとっては、かなり危険は橋を渡ることになりそうです。個人的には、全面的に民主党指示というわけではありませんが、国会運営もそうですが、政治家はもっと国民に理解を得ていかなくてはならないと思います。

それと、法案提出それから可決に至るかていでの吟味や議論について緊張感をよりもっておく必要があるのだと思います。そういった意味で、2大政党の流れと言うのはベストな答えとは限りませんが、そういうかたをとってみてもいいのではないのかなと思います。

安陪首相の発言や行動だけを見ていくと、民主党の思う壺ともおもえますが、そうとでもしないと苦しい与党の立場が見え隠れしている気がします。10日から臨時国会が始まるわけですが、国益とは何かを十分互いに考え議論を重ねて結論を出してもらいたいなあと思います。
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