NHKスペシャル『都市を襲う地震火災』2007年9月2日 

今年は新潟地震などの影響なのかもしれませんが、にわかに防災グッスが売れているといいます。また企業側も保存用の製品開発を続々とだしているなど、今までにない売上をしているというのをニュースで聞いたことがあります。我が家でも手製の防災セットは用意していますし、いざと言うときには必要だなあと感じます。

しかし、以前東京へサラリーマンとして努めていたときに思ったのは、災害が起こったときに果たして都心にいて大丈夫なのかなということ。私自身地下鉄で通っていましたから想像するとちょっと怖いなあと思ったことがあります。

きょうNHKスペシャルで取り上げていたのは地震火災について。過去の関東大震災もそうですが、被害の多くが火災によるもの。それを考えると、火災による被害と言うのは想像もつかない事態に発展するのではと思います。

東京では、今後30年の間に70%の確率で直下型の大地震が起きるとされているそうです。東京都の想定は、マグニチュード7.3、最大震度6強。現在ではその時に各地で起きる火災が、最も大きな被害をもたらすと考えられているようです。想定では地震直後に1000カ所以上で同時に発生。密集した市街地で延焼が拡大し、最悪の場合、39万棟が全焼、1万ヘクタールが焼き尽くされるとしている。

死傷者は火災だけで2万人以上にのぼるとされている。しかし、最新の研究や想定範囲の条件には漏れがありそれらを加味して考えると、被害は予想だにしないものになりそうなのです。例えば高層ビルのコンクリートは熱に弱かったり、地下鉄では出口に殺到し行き遅れてしまう人が出てしまうこと。延焼防止の道路も、車が普通に乗り捨てられると、引火し延焼を拡大させることそれから、住民たちの非難や消防活動も通常の状態では機能しなくなることなどが上げられていました。

見ていて驚いたのは、車の引火。1メートルほどの間隔でとめられた車には熱によって引火してしまうということ、地震が起きた際には歩道側いっぱいに止めればそれは回避できるそうですが、パニックになっテしまったら冷静な判断は難しいのではと思いました。

番組を残念ながら最後まで見ることができなかったのですが、もしものときに迫りくる危険について多くのことを認識しているのといないのでは対処が大きく違うのではというは感じました。私自身都市部にすんでいるわけではないですが、それでも見ていてかなり衝撃をうけました。

実際に都市部にすんでいる方や通勤している方も含めて、真剣にこの問題を認識したほうがいいと思います。できれば怒らないで欲しいと願いつつも、どう考えてもいずれは起こるであろう事を考えると、決して他人事ではないなと言う気がします。
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