ジャンクスリープがもたらす影響 2007年9月1日

最近の子供たちは、極端に寝不足?そう思うときがしばしばあります。塾でお手伝いをしていて思うのは、中学生の睡眠時間が遅いこと。12時過ぎて寝るというのは決して少数派ではないようで、中には1時2時に寝るなんていう生徒さんもいるとか。

塾で普段の話をするときは、なるべく早く寝るようにと伝えているのですが…。それにしても気になるのは親はなんとも思わないのかなあと言うこと。まあ最近の子供たちにはきちんと子供部屋が与えられているということもあるのかもしれませんがそれにしてもと思います。

そんな睡眠に関するニュースがYahooニュースに載っていました。英国の団体が調査したもののようですが、「ジャンクスリープ」に陥っている10代の子供たちが大勢いるそうなのです。その影響はジャンクフーヅに匹敵するほどの懸念材料なのだとか。

記事によると、睡眠に関する助言を提供する団体Sleep Councilは、12〜16歳の子供1000人を対象に実施した調査で、若者の間でのガジェットブームが睡眠の長さと質に悪影響をもたらすというのです。ガジェットとは、特別な機能や実用目的を備えている道具で、例として、iPod、ICレコーダー、PDA、携帯電話、携帯ゲーム機、デジタルカメラ、電子辞書など、様々な電子機器があります。

同団体によると、学校がある日の前夜に十分な睡眠を取っていない子供が多く、30%は睡眠時間が4〜7時間という(推奨される睡眠時間は8〜9時間)。また23%は週に1回以上、テレビを見ながら、音楽を聴きながら、あるいはほかの機器を使いながら眠りにつくと答えている。

98.5%の子供は、寝室に電話、音楽再生機器、テレビのいずれかがあり、寝室にすべてあると答えた子供は65.3%に上った。およそ5人に1人が、テレビやコンピュータをつけっぱなしにしていることで、自分の睡眠の質に影響が出ていることを認めたそうです。

英国の睡眠専門家クリス・イディコウスキー氏は、これは憂慮すべきトレンドだとし、こうした睡眠を、脳に学校での活動に必要な休息を与えるのに十分な長さも質もない「ジャンクスリープ」だとしている。

これは英国の調査ではありますが、日本でもほぼ同じか携帯電話や携帯ゲーム機の普及が多い日本のほうがあるい深刻かも知れません。ガジェットと呼ばれる機器がすべて悪いというわけではないですが、その使い方が問題なのは言うまでもないですし、買い与えて野放しにしている親にもちょっと問題があるかもしれません。

健康にもそうですし、子供の成長にとっても大事なのは早寝早起き朝ご飯。塾で教えている生徒さんでもかなりできる生徒さんは実はこういう生活が普段から身にしみている生徒さんが多いです。塾のお手伝いをしている私が言うのもなんですが、勉強云々よりも、まずは普段の生活習慣を見直して健康的は生活ができるようにして欲しいなあと思います。
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