夏の課題… 2007年8月30日

最近の高校生は良く頑張っているなあなんて思うことがあります。塾でお手伝いをしていて思うのは、夏休みの課題の量。特に高校生にいたっては、何処の高校も例外なく課題が出せれていてなかなか似たい返送です。それにさらに輪をかけるように、課外授業があるというからなんとも。

その上部活があってなんてなると、なかなか思いっきりどこかへあそびにいくということもなかなかなさそうな感じです。私が高校生だったころのことを思い出すとなんとも恥ずかしいというか、ほとんど遊んでいたような気がします。

というのも私が通っていた高校は特にそういう課題なんていうのも一切なかったし、課外授業なんていうのもなかったように思います。まあ私はそういうものなんだと思っていたので、高校生のころは部活中心の生活をしていたように思います。

課外はもしかしたらゆとり教育と土曜日がなくなった穴埋めなのかもしれませんが。私たちのころは、この機を利用して部活で朝から晩まで練習する人もいれば、バイトして旅に出る人、もちろん自主的に大学受験に向けて勉強している人いろんな人がいたと思います。

そう、自主性が凄く強かったのかなと思うのです。今の生徒さんたちを見ていると、そのぶんというのもなんですが、普段の学校の授業のスピードは速かったし、理系・文系と別れるのも3年になってから。だから、履修する科目も今の生徒さんたちよりももしかしたら多かったのかもしれないなあなんて思います。

どういうスタイルがいいのかは良く分かりませんが、高校という3年間が、あまりにも大学受験に特化した場に成り下がってしまっているようでなんだかちょっと気の毒のようにも思いました。私の高校が特別と言うわけでもなかったと思いますが、良くある進学校のちょっと下の公立高校。

わりと自由な校風で多くのことが生徒主体で運営されていたので、体育祭も文化祭それから修学旅行なども楽しかったのを覚えています。ふと思ったのは課題や与えられた物事をこなすことにかけては今の生徒さんのほうがはるかに高いのかなと思います。

でも…と私は思うんです。これからの時代どういう能力が問われてるか根本的には時代に左右されず変わるものではないと思うのですが、自らが自分の意志で考え生き抜いていかなくてはならないと思うんですよね。もっと生徒主体に任せてあげることも必要なのではとちょっと思うのです。

目先の進学率という名のくだらないプライドを大事にするよりも、高校と言う場はもっと自由度がたかく、生徒が葛藤して成長していく場になればと思うのですが…なかなか難しいんですかね。

===こちらもよろしく===

無料アクセスアップ:オートリンクネットリンクが自動で増殖オートリンクの登録はこちらさくらの徒然日記
新しいライフスタイル
Active-LIFE