世界陸上:なんとももったいないかぎり… 2007年8月29日
ここのところの関心事の一つに世界陸上があります。なかなかライブでは見ることができないのが残念なのですが、ダイジェストや録画などをたまに見たりしています。男子100mやハンマー投げそれから女子の棒高跳びなどなど上げればきりがないのですが、世界の一流選手が日本に来て熱戦を繰り広げています。
そんな中中継などでいつも気がかりなのが、競技場の空席。これだけの競技がおこなわれているのに何で見に行かないんだろう?と首を傾げていましたが今回の毎日新聞の記事と大会HPをみてちょっとですが納得してしまいました。運営委員会としてはかなり計画からして問題なのではと思ってしまいます。
問題点は値段の高いチケットそしてうだるような暑さに加えて競技時間の不自然さが挙げられます。大会の公式発表によると、大阪・長居競技場の収容人数は5万人。これに対して開会式があった25日夜には2万7000人、男子100m決勝の26日夜で3万5000人、男子ハンマー投げ決勝の27日夜で2万4000人と会場全体を満たすことはないのです。これはあまりにも寂しい。
また開会式も日本それからスイスの選手団以外は参加せず、パレードには各国の代表団の選手の家族や友人それから関係者などが出席というからなんだか…。きじにもありますが、どうしてはじめの段階で参加要請ができなかったのか良く分かりません。
大きな要因の一つが先ほども挙げたチケット。そもそも世界陸上大阪大会は一日が二部構成になっていて午前と夕方に分けられています。もちろん夕方以降が決勝などが行われてみどころなわけですが、そのチケットが高い。一番高い席が17000円そして一番安い席でさえ3500円もしてしまう。これではなかなか足が遠のいてしまいますよね。
それからもう一つの問題が時間帯。例えば男子100mの決勝の時間はPM10:20。小さな子供はもう寝ている時間帯です。海外で行われているものならいざ知らず、日本で開催されているのにこの時間帯はちょっとと思ってしまいます。
このため大会実行委員会は、空席を埋める対策で子供たちに5万席分の無料チケットを配布したそうですが、この時間帯では何の意味もないように思います。こういった手際の悪さというか、たいかいのそのものの見通しの甘さが露呈した形になってしまっているのは本当にもったいないなあと感じてしまいます。
そもそも、夏の大阪が暑いことは分かっているわけだし、例えばTV観戦を計画に入れたら、時間帯もゴールデンタイムへもってくるようにするべき名のではと思ってしまいます。それからTV中継はTBSが独占なのでそこは動かせないにしても、前々からの宣伝がいまいち足りなかったように思います。
めったに行われない国際大会。それを向かえ入れたにしては、主催者側はお粗末なのではないかなと感じずにはおれません。まだまだ熱戦が続く大会会場へ足をはこぶことはできませんが、またTVの前にて応援しようと思っています。
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