「まめっ子くん」で脳の活性化 2007年8月27日

箸の持ち方や食事のときの礼儀作法については、子供のころ厳しくしつけられた記憶があります。何故こんなことで怒られるんだろう、なんて小さいころは思っていましたが今になって思えばありがたかったなあという気持ちが強いです。意外に多いのが箸をきちんともてない人。よくTV番組をみていておもうのは、結構箸がもてない人が多いこと。こんなのでいいのかなあなんて思ってしまうのですがどうでしょう。

それから、たまに外食をして思うのが子供に対して叱らない親が多いということ。ファミレスにいたっては野放し状態です。うーんと思ってしまいますよね。こういうことで学校で先生のせいにされては…と思ってしまいます。昨今では食育がブームになっています。これを一過性のものにはして欲しくはないのですが、良い傾向ではないかなと思います。

そんななか今日毎日新聞ニュースを見ていて見つけたのが「まめっ子くん」これは惣菜メーカーのフジッコが開発したもので、食事の正しいマナーを身につけながら同時に脳のトレーニングを行えるグッズだとか。
脳の活性化するということでよく、豆を皿から皿へ移動するゲームがありますが、それを食育用にアレンジしたものが今回のもの。

「まめっ子くん」は、木製のおわんの上に32個の「半穴」のあるプラスチック板をかぶせ、穴にはしで豆を一つずつ乗せていくというものだそうです。皿から皿へ移動する豆つかみゲームだと、早さを追求するあまりに、豆を投げ入れていくので食事の作法としての箸の使い方とはこと名テしまいます。その点「まめっ子くん」はご飯茶碗を使うので豆をつかむ動きがご飯を食べるときのしぐさに近づけたことで、箸やお椀の持ち方が学べるようにしてあります。

これを使って、発達脳科学者の成田奈緒子(文教大学准教授)氏が成人と子供計16人を対象に実験を行ったところ、脳の前頭葉が活発化していることがわかったといいます。「まめっ子くん」を使って豆を乗せる作業を行っている間、全員の脳の血流が増加し、このうち成人4人では血流がゲーム開始前の約2倍になったという。特に前頭葉で活動が活性化。これは凄いですね。

成田准教授曰く、箸で掴み物を移動させるという行為が脳を活性化させることに有効であることは明らかになっているそうです。それに加えて「まめっ子くん」は豆を穴に乗せるという行為が加わっていることでさらに活性化しているのではと分析しています。

フジッコによると、きちんとしたルールもあるようで、各地で競技会も開催しているといいます。詳しくは、フジッコの「まめっ子くん」HP ⇒ http://m.fujicco.co.jp/mamecco/

肩肘張らずにちょっと楽しみながら出来そうなので皆であそびにながらやるのがいいのかも知れませんね。有償でも配布しているそうなので、使って遊んでみたいなとおもいました。皆さんも一つとうですか?
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