中国製餃子に殺虫剤混入 2008年1月31日

昨年から、食の安全についてよく報道されていました。偽装であったり、異物混入などさまざま。最近では業種が違いますが、いたるところで偽装が行われていて、社会全体として疑心暗鬼にならざるを得ないような状況が続いています。その中でまたも脅かされた食の安全。しかも今回は体調不良を訴えているのですからその罪は大きいのではと思います。

千葉や兵庫の3家族計10人が、中国製冷凍ギョーザを食べた直後や約30分後に、腹痛・吐き気・下痢などの中毒症状を訴え内9人が入院で、女の子が一時意識不明になるという事態を引き起こしました。調査の結果、殺虫剤として農薬に使われている有機リン系の薬物のメタミドホスというものだそうです。

このメタミドホスは体重50キロの人で約1.5グラムが致死量。そう考えると、女の子はかなり危なかったのではと思います。薬物が混入していた商品は何れも中国河北省の「天洋食品」が製造しており、輸入元はJTまたその他にもこの会社と取引しているところもあるそうです。

それにしてもどうしてこうなってしまっているのか…。以前日本に来ている中国製品はキチンと安全性が確認されているというコメントをTVで聞いたことがあります。それにもかかわらずこのような事態になってしまったの葉どういうことなんでしょうか。産経新聞の記事によると、「天洋食品」の工場に対し、中国の検疫当局が03年、地元での品質検査に合格すれば、輸出時は検疫などのチェックを免除することを認めていたそうです。

どうやら、一度品質に問題がないものに関しては、書類審査だけでOKとし業務の迅速化を優先した背景があるようです。これによって、日本のみならずまたあらたに国際的に問題になりそうですし、中国当局のチェック体制がと割れる形になりそうです。 

中国製が皆危ないというわけではなく、ここのところ中国側もそして日本側も双方が努力し、品質向上に向けてきた背景があるだけに、こういうニュースが飛び込んでくると、台無しになってしまう気がします。我が家は茨城県ということもあって野菜が沢山取れる県に運良く住んでいるということもあって、ほぼ野菜は地場野菜。他のものに関してもやっぱり小さな子や、高齢者を抱えていることもあってほぼ国産を買うようにしています。

食の安全をどうやって守っていくのか、何を優先していくのかそれは消費者自身もしっかり考えなくてはならないものなのかなと思います。どちらにしても口にするものだから、特に注意を払わないとと思います。政府も企業も今回のことを通じて何が足りなかったのかをしっかり見直し、再発をどの段階で食い止めることができるのかをしっかり考え責任をもって提供するようにしてほしいと思います。



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