サイバー大学見通し甘く… 2008年1月22日

大学全入時代がいよいよ到来といっても、皆が自分の好きな志望校に入れるわけではなく、やはりそれなりに努力をして大学には入らなければならないのが、大学。そもそも大学とはと考えると、今の日本のあるべき姿は決して望ましいとは思わないのですが、なかなか潮流を変えていくのは難しいのかなと思います。

そんな日本の大学の中でも近年異彩は発しているのがサイバー大学。インターネットだけで講義を行う大学で、筆頭株主ソフトバンク。要はソフトバンクの新たなこころみでもあるわけですが、これからの大学のあり方の一つの指標になる可能性もあるという点では評価できるのかなと言う気もします。

昨今のセキュリティー対策のことも考えると、今回のことはあまりにお粗末な気がしてなりません。大学側は開学前に文科省から指導された学生入学時の本人確認を怠っていたことが分かったそうです、その数180人。在校生が620人ほどいるそうなのでその割合は約3割を占めているという。

これが意味するところは、他人が講義や試験を受けて学位を取得することができてしまうことを意味していて、大学設置基準を満たしていない疑いがあるとして、文科省からも指導があるそうです。一番重要視しなくてはならない点がやはりそこかなと言う気がします。

そもそも大学が何のためにあるのかと考えたときに、その本人が自ら考えて行動しなくてはいけない場で張ることを強く思うのです。そうであるべき大学が他人でも本人になりすまして単位を取得できるというのはちょっとどうかと思うのです。

当初大学側は、ICカードを導入し、カードがなければ講義を閲覧できないシステムを検討していたそうですが、学生に費用負担がかかるために断念したという。現在派IDとパスワードで講義や試験を受けることができてしまうという。この点に関して大学側はやはり見通しが甘かったといわざるを得ないと思います。

やはり年に何度かはスクーリングを行うとか、ネット上だけでなくレポートを提出するとか何らかの対策を講じないといけない気もしますし、これからの対策が求められていくのかなあと言う気がします。何にしてもまだ始まったばかりの大学システム。これから数年後、数十年後がどうなるかはこれからの大学側の努力が大切ではないのかなと思います。


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