日本に新たな金鉱脈? 2007年9月20日

金。人類が文明をきづき繁栄した所にか必ずといっていいほど登場してくるもの。安定した元素である金はまさに永遠の反映と結びつくところもあるのかもしれません。それは日本でも例外に及ばす、佐渡金山などは効いたことがあるのではないかと思います。今まで日本で採掘された金の量と言うのは、今まで世界中で算出された金の約2%程度だといわれています。

世界中でこれまでに算出された金はやく15万トンほど。容積にすると競技用の50メートルプールに換算して3杯くらいしかないそうです。人類の永い歴史をかけて掘り出されてきた金すべて合わせてもその程度しかないというのですからやっぱり希少価値がありますよね。

日本のの金というと思い浮かぶのが砂金。しかし私も知らなかったのですが、日本にも金鉱脈があるんです。それは、鹿児島県北部に位置する菱刈鉱山。1985年の出鉱開始以来151トン(2006年3月末現在)の金を産出しているそうです。実は菱刈鉱山で産出した金の量はあの佐渡金山を抜いて現在でもなおその量を更新しつつあるというのです。

さて、今日のニュースはそんな金鉱脈にまつわるニュース。毎日新聞によると、岡山大大学院自然科学研究科の山中寿朗准教授らのグループは20日、鹿児島湾内で「チムニー」と呼ばれる煙突状の熱水の噴出孔を見つけたと発表したそうです。

また、東京大生産技術研究所などのチームも同日、付近で4カ所の熱水噴出孔を発見したと発表。付近には金鉱脈生成の可能性がある。チムニーは外洋にあることが多く、湾内で見つかるのは世界的にも例がないそうです。

付近の海底では既に、金鉱脈の周辺でよく見られるヒ素、水銀、アンチモンの硫化物が確認され、チムニーにもこれらの化合物が含まれていた。鉱床形成に必要な安定した熱水活動が確認されたことから、周辺に金鉱脈が存在する可能性が高まったという。山中准教授は「鉱床成立過程の研究にも着手したい」と話している。

先ほどの菱刈鉱山といいこのニュースを聞くとなんだか新しく発見されたこのチムニーなるおのからこのあたりにも金鉱脈がありそうな気がしますよね。実際の調査はこれからでしょうし、学術的な研究が先行することは間違いないのですが、もしかしたら日本が新たな金鉱脈を持つことになるかもしれませんね。

黄金の国ジパング…。そんな風に呼ばれることはないにしても、希少な金鉱脈があるとなれば日本にとっていいことなのではないのかなと思います。
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